高血圧の何がいけないの?

高血圧の原因が分かったところで、高血圧がそもそもわたしたちの体にどのような悪い影響を与えているのか?
という疑問に答えていきましょう。何度も話しているように「今、高血圧の症状が出ている」
という状況を自覚することは難しいです。
というより、高血圧が原因となって、悪い症状を引き起こす
動脈硬化や脳卒中、くも膜下出血が生まれるのです。ですから、高血圧がなんでそのような悪い影響を
与えるのかまでたちかえって知る必要があるのです。

高血圧が体に悪い原因その1は、「心臓に大きな負担をかけるから」という理由です。
血圧が高くなると、心臓は血流が速くなることで、心臓の筋肉=心筋を増やし、大きくなってしまうのです。
これは専門用語で心肥大といいます。高血圧によって、高い圧力が心臓の壁に力を与えて、また血管はその
圧力に負けないようにと壁を厚くしてしまいます。
すると、その高い圧力で押し流された血液の成分が動脈のなかに入り込んで、それにコレステロールが
加わるなどして、動脈硬化が生まれてしまうのです。
動脈硬化つまり動脈の柔軟性が失われて、硬くなってしまうと、酸素を体の中に巡らせる大切な動脈が
敗れてしまったりします。これは一大事ですね。
高血圧にはこのように心臓や動脈に耐えられないくらいの負荷を与えてしまうう要因となる可能性があるのです。

高血圧の原因その2は、「腎臓への大きな負担」です。
心臓や動脈以外の臓器に対しても悪い影響を及ぼすきっかけになってしまうのです。
腎臓の役割を知っていますか?腎臓は、血圧の中からいらない老廃物や有害なものを濾過(ろか)する役割があるのです。
人間は活動するだけで体の中に有害なものが生まれます。特に飲酒はアルデヒドなどの非常に悪いものを生み出してしまいます。
その体にとって有害な悪いものを、尿として体の外に送り出すという大切な役目があるのです。
では、なんで高血圧がその腎臓に悪いのかといえば、腎臓のなかの一番大切な本質部分は毛細血管になっているのです。
つまり、上に書いたメカニズムによって、高血圧によって動脈硬化が起きてしまうのです。
腎臓が機能しなくなると、体のなかの有害なものたちが体の外に排泄されなくなってしまうのですから、
とても大変ですよね。高血圧になると体の中が「毒だらけ」という状態にもなってしまうかもしれません。

以上のように、高血圧が原因となって動脈硬化などの死亡につながる症状を誘発してしまう可能性が
あるのです。