高血圧の治療と治験

「そんなに高血圧って危なかったんだ」
「私の生活習慣のほとんどは高血圧につがっているかも」
というような声が聞こえてきそうです。
このページでは、この厄介な高血圧の治療に関するトピックをあげていきたいと思います。

一番重視すべきは「高血圧にならないようにするための予防」を行うことです。
分かりやすいのは何度も述べた「運動」や「食習慣」の見直しです。
特に注意すべきなのは「肥満」にならないようにすることです。肥満になることと高血圧になることは
かなりの部分重なっているのです。両方とも高脂肪な食事や運動不足がその原因となっているからです。
日本高血圧学会の日本の高血圧のガイドラインを見ても、高血圧と心血管病のリスクに対して意見が述べられてます。
高血圧になってくすりに頼る前に、生活習慣を再検討する必要があります。

では、「もうすでに高血圧になってしまった方」はどうすればいいのでしょうか?
結論から言うと、高血圧を治す=血圧を下げる薬自体はあります。「降圧薬」というものです。
これを薬物療法といいます。
薬物療法とは、降圧薬によって血圧を下げることで、確実に合併症や臓器障害を防ぐ方法です。
たしかに降圧薬による薬物療法は即効性があるのですが、持続性は薄いので、
何年にもわたって投薬しなければなりません。
何年にもわたって投薬し続けるのは、お金がかかりますし、さらに薬の副作用などのリスクも上げてしまいます。
くすりで根治するというのは非常に難しいといえるのです。

最近では「手術による高血圧治療」という手段も増えてきました。
手術のほうが高血圧の根本的な治療につながるという意味では、優れているといえます。
ですが、最新の方法ですので、保険などの関係から薬物治療よりも高額な医療費がかかります。
さらに開腹する必要があるので身体的な負担をかけてしまうことになります。
高血圧の進度が深くかつ重度の患者でなければおすすめしにくいのが現状といえるのです。

そこで提案したい方法が「治験」です。
治験とは臨床試験のことで、厚生労働省の審査を通し、人によって薬の影響を確かめ、
国からの認可を得るからです。
こういうと「安全性は大丈夫なのか?」という不安の声が上がりそうですが、その心配は必要ありません。

厚生労働省が治験前に十分な審査を行っているので信頼性は高いといえます。
つまり、「国のお墨付き」をもらっているということです。
それに加えて、治験の前には被験者に対する厳しい参加基準や健康診断を行います。
その費用を自分でももつこともないです。

ですので、治療にお金がかかる高血圧の方に治験は非常におすすめできるのです。